この内容は私が2025年7月にパスポート更新した時の内容です。
パスポートの有効期限が半年未満になったため、新たにパスポートを申請しました。現在では「マイナポータル」から簡単に申請でき、非常に便利になっています。
以前は、住民票や戸籍謄本を取得し、パスポートセンターに出向いて申請、さらに受け取り時にも再訪問と、何度も役所へ足を運ぶ必要がありました。しかし今ではスマホから申請し、申請完了後は受け取りに行くだけ。役所に行かずに手続きできる非常に便利な時代になりました。
また、以前はパスポートの取得費用は現金のみでしたが、マイナポータル経由で申請した場合、クレジットカード決済も利用可能になりました。ただし、このクレジットカード決済には注意点があります。
クレジットカード決済の注意点
① 支払いリンクは手動でコピー&ペーストが必要
マイナポータルで表示されるクレジットカード決済用リンクは、スマホでタップしてもアクセスできず、自分でコピー&ペーストしてブラウザに貼り付けて開く必要があります。スマホの操作に慣れていない方には少し難しいかもしれません。ユーザビリティはまだ改善の余地があると思います。
② セキュリティ機能でWeb決済をロックしていると支払いエラーになる
クレジットカードのセキュリティ機能(Web決済ロックなど)を利用している方は特に注意が必要です。パスポート費用のクレジットカード決済は、
1回目:申請時(マイナポータル上)
2回目:パスポート受け取り時(本人確認後の決済)
と、2段階で利用確認が発生します。私は受け取り当日に申請時に登録したクレジットカードのセキュリティ機能でWeb決済をロックしていたため、決済に失敗しました。係員の方にはセキュリティ機能の影響についてあまり認識がなかったようで、「別のカードを使うか、現金で支払ってください」と案内されました。
事情を説明し、スマートフォンからロックを解除後、再手続きいただきました。係員の方からパスポート受け渡しのシステム上、反映まで10分ほどかかると伺い、10分以上待ってから再手続きいただきました。無事にクレジットカード決済してパスポートを受領できました。
まとめ
もし海外渡航日が決まっており、当日にパスポートを受け取りたい場合、利用するクレジットカードのセキュリティ設定を事前に確認しておくことを強くおすすめします。マイナポータルの活用でパスポートの申請は非常にスムーズになりましたが、クレジットカード決済に関してはまだ改善の余地があります。
余談
新パスポートの査証ページに採用された葛飾北斎の富嶽三十六景は素晴らしいです。日本のパスポートを持っていることを誇らしく思います。