レストランを出た後、蚤の市をぶらぶら見物。
その後、昨日、ホテルのマダムに教えてもらった展望台へ向かう。蚤の市のあたりから数分歩いたところに展望台行きの無料のエレベーター(リフト)があった。洞窟の入り口のような場所から中に進むとエレベーターがあった。エレベーター前には係りの男性がいた。男性の案内でエレベーターに乗った。エレベーターが動きはじめる。古いエレベーター。一緒に乗った男性に声をかけられる。
どこからきたの?
日本
私たちはイタリアだ。
今日は暑いね!
こんな会話をしていたらエレベーターの扉が開いた。こういう経験をすると、もう少しちゃんと英語を話せるようになりたいなぁといつも思う。快晴だったこともあり、海と空の青さがとてもきれいだった。順路に沿って進み、最初の展望台へ。
ここからニースの海岸と旧市街が見渡せる。青い海とオレンジがかった屋根にクリーム色の壁の旧市街。とてもきれい。ニース空港へ着陸する飛行機が見えた。この展望台あたりから旋回して空港へ着陸していくのが見えた。展望台は、城跡だったところが公園になっていて芝生のスペースや展望台がいくつもあった。さらに坂を上った場所にも展望台があった。そこへ向かうことにした。
そこへ向かう途中には、武装した警察官が数名待機していた。町から来る観光客向けのトロッコのような乗り物も見えた。車でここまで来ることもできるようだ。数分歩いて一番上の展望台に着いた。
その展望台には、はがきなどのおみやげを売っている売店があった。そこからも旧市街を見ることができた。写真を撮り、その展望台を下りた。しばらく公園内を散策。
ニース港が見える展望台があった。絵葉書になりそうな風景。街並みがほんとに綺麗。
大きいわけではないが、とてもきれいな港だった。フェリーやヨット、クルーザーなど様々な船が停泊していた。その中にはホテルの部屋の海の見えるテラスで食事をしていた時に遠くに見えた上半分が白くて下半分が黄色のフェリーもいた。そのフェリーに乗る車が列を作っていた。どこへ行くのだろうか。
私たちはしばらく散歩を楽しんだ。公園内には、日本ではなかなか見られないような大きなサボテンがあった。
公衆トイレもあった。男女兼用の管理人のいる有料の公衆トイレだった。こちらでは日本のように簡単にトイレが利用できる訳ではないので有料でも公衆トイレがあるのは貴重だと感じた。展望台からの帰りはエレベーターではなく、徒歩で降りた。
展望台への経路は複数あるようだが、私たちは運よくエレベーターと同じ場所に着いた。