ニース駅でTGVのチケットを受取った後、歩いてシャガール美術館へ向かった。ニース駅を出て左側へしばらく歩くとトラムの走っている道路にぶつかった。斜め左の道にシャガール美術館 ”Musée Marc Chagall”の道路看板が見えた。その道をさらに進み、しばらく歩くとまた”Musée Marc Chagall”の道路看板が見えた。線路の下をくぐり右手前方に見えるスロープを登った。スロープを登りきったら右手にある線路沿いの歩道を進んだ。人通りは少なかった。100mほどの坂を上り、左手に曲がり20mほど進無と階段があった。階段を登りきると左側にシャガール美術館の入口があった。
ゲートを通り、建物の中へ。建物を入ると正面がおみやげ売り場があった。左側でチケット販売。10ユーロ/人。クレジットカードも使えた。
入場券を買う建物と展示スペースは別の建物だった。チケットを買って入ってきた扉とは別の扉から出て中庭を歩いた。右手前方にカフェが見えた。
ガーデンテラスの気持ち良さそうなカフェだ。カフェの手前で左に曲がり、展示スペースへ。
展示スペースの入口の前に係りの男の人が立っていた。簡単な荷物検査をされ、中へ入った。中に入るとすぐ右側にカウンターがあった。大きめのトートバックを肩にかけたまま館内へ入ろうとしたら係の女性に呼び止められた。大きめのかばんはここで預けないといけないそうだ。小さなカバン、ポーチなどはそのまま持って入れた。
荷物を預けて展示エリアへ。メインの広くて明るい空間には大きな絵がいくつかあった。シャガール美術館は訪問した日はそれほど混んでおらず、ゆっくり見ることができた。そこには音声ガイドを耳にあてて熱心に聞いている人やソファーで座ってじっくり観察している人がいた。私たちは音声ガイドを借りなかったのでそのままゆっくり歩きながら見て進んだ。広い部屋の絵は青や緑がベースとなっている絵が多かった。広い空間の奥に小さめの薄暗い部屋があり、そこには赤い絵が3点飾られていた。その部屋から左側に進むとステンドグラスを飾っている部屋があった。その部屋を抜け、エントランスを通り過ぎると美術品の鑑定方法などを紹介した展示ブースがあった。その展示ブースの先に講堂のような場所があった。入ってみると青いきれいなステンドグラスが見える。とてもきれいな群青色だった。その部屋ではシャガールに関する映像を見れるようだ。その映像が上映される時間は決まっていた。すこし待てば見ることができたが、私たちはそれを見ずに再度メインの広い空間に戻った。広い空間でしばし絵を鑑賞。満足したところで預けた荷物を受取り外へでた。