更新日:20190619
先日、バリ島旅行へ行ってきました。私の旅行期間は、6月7日(金)〜 6月15日(土)でした。なので、バリ島到着日がレバラン(断食明け大祭)連休の後半でした。私は今回の旅行までレバランのことをまったく知りませんでした。レバランの連休は旅行者への影響もあるのでまとめてみました。
・インドネシア全体で長期連休になる
2019年は6月1日(土)から9日(日)までの9連休でした。
・政府機関も休みになる
6月1日(土)から9日(日)までインドネシア政府機関だけでなく、在デンパサール日本国総領事館も休館でした。”たびレジ”登録者向けに在デンパサール日本国総領事館よりご案内が届きました。やはり、旅行するなら”たびレジ”登録は必須だと思います。
以下、届いたメールの引用です。
●6月5日(水)、6日(木)中はレバラン(断食明け大祭)の祝日により、インドネシア政府機関は、土日を含め6月1日(土)から9日(日)までの9連休となります。なお、当館も同様に休館となりますので、窓口を利用予定の方は留意してください。詳しくは、当館ホームページを参照願います。
https://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/files/000480537.pdf
1 旅券紛失時等の対応
盗難等により旅券を紛失した場合は、インドネシア入管から出国許可を取得する必要がありますが、連休期間中は入管事務所も休館になるため、同手続ができなくなり、帰国日程の変更を余儀なくされますので、特に注意してください。
また、これ以外の入管関係手続の取扱いも原則同様の対応になると思いますが、利用予定の方は、事前に入管事務所に確認することをお勧めいたします。
(参考:ングラ・ライ入管事務所:0361-935-1038、デンパサール入管事務所:0361-227828)
2 犯罪被害への注意
この時期は、スリ・ひったくり・空巣・車上荒らしなどの犯罪が増加する傾向にあります。防犯対策として、(1)外出時は周囲を警戒、(2)短時間でも必ず住居の鍵は施錠、(3)車中に貴重品を放置しない等、犯罪被害に遭わないように一層の注意を心掛けてください。
引用終わり
・政府機関も休み=銀行も休みとなる
レバラン(断食明け大祭)期間中は、銀行も休みになります。そのため、両替レートも通常とは異なりました。通常時と比べてレートが悪かったです。為替レートが1円=Rp130〜132でしたが、街中の両替所のレートは9日まで1円=Rp126.75で固定でした。空港はそれよりも悪く1円=Rp120くらいでした。10日以降は1または、円Rp129.5〜131だったのでそれに比べればだいぶ悪かったです。
※レートが悪いと言っても、2015-2016年の年末年始は1円Rp111〜113だったので、それに比べればだいぶ良いです。もっと昔は1円=Rp70なんて時もあったそうです。ただ、昔と比べて物価も上がってるので一概に良い悪いとは言えません。
・バリ島で働いているジャワ島出身の人が故郷に帰る
=ドライバーもいなくなる
=街中の食堂(Warung)も閉まる
旅行者が普通に過ごす中で一番影響が大きいのはこれかもしれません。ドライバーが里帰りで車も減るようです。私の行動範囲だけかもしれませんが、タクシーが少なかったように思います。最近、旅行者の間でも利用者が増えているGojek、Grabのドライバーも少なかったようです。以下は現地在住者の方のTweetです。
そういや、昨日クタ〜ジンバランのゴジェックの金額…— プロニートAYANA🏝バリ島↔︎日本🍣3年目突入 (@_AYANA_DIARY_) 2019年6月5日
まさかのRp150.000(約1200円)越えた😂
いつもならRp50.000(約400円)前後よ…
理由は…
GOJEKのドライバー(ムスリム)がバリ島から里帰り(ドライバー減)
↓
長期休暇のインドネシア人がバリ島へ遊びに来る(GOJEK利用増)
需要と供給のバランス🤤 pic.twitter.com/MW12nWX2j8
また、バリ島でおいしいローカルのお店の中には、ジャワ島の人が経営しているお店もあります。そのようなお店はこの時期、お休みで閉まっているかもしれません。
・ジャワ島などバリ島周辺の島の人がバリ島へ遊びに来る
=渋滞がひどい
年末年始も車のナンバープレートを見ると”B”(=ジャワ島)の車が多い気がしますが、レバランでも多いようです。
今の時期にバリ島に来る方は、断食明けのレバラン休暇と重なりどこもひどい渋滞です。お出かけや観光は、いつもより余裕をもってお出かけ下さい👍 ウブドも午前中からけっこう渋滞してるみたいです。旧正月とレバランの時期は日にちが毎年変わるのでアジア旅行の際は暦を要チェック!— イブウブ子 (@ibuubuko) 2019年6月6日
— SORA@バリ島在住 (@Libars_sora) 2019年6月4日
私は余程の理由が無い限り、レバラン休暇時期の旅行は避けます。行く場合は、以下に気をつけようと思います。
・レバラン休暇期間を事前に調べる ※年により異なるので注意
・アメッドやサヌールなどでずっとのんびり過ごす
・クタ、レギャンなど混みそうなエリアへの移動は避ける
・空港への到着日、出発日は以下を検討する
・クタ、レギャン、スミニャック、チャングー方面の宿泊を避ける
・レバラン休暇前または、大祭祝日後に到着とする
・到着日、出発日の予定はかなり多めに時間を見積もる
・ホテルなどの決済も事前決済で全てオンラインで済ませる
・現地でも現金をあまり使わず、カード決済を利用する。
→決済レートの確認が必要です。
※カード決済の場合、手数料で3%は取られるはずなので現金と大差ないかもしれません。
私は2019年のレバラン休暇中にBooking.com カード(住友VISA)を利用しました。
結果は以下でした。
20190607 → 0.0077045 → 129.79
20190609 → 0.0077530 → 128.98
20190613 → 0.0077213 → 129.51 ※
※レバラン休暇明けのレートです。参考まで。
※2019年レバラン休暇中の両替レートは126.75でした。
もし、booking.comカードを作られるなら、以下からどうぞ!(宣伝)
5月6月の乾季はバリ島旅行のベストシーズンでもあります。もし、レバラン休暇時期がベストシーズンと重なり、良い時期にバリ島を楽しみたい場合は、バリ島に強い旅行会社や現地のガイドさんに相談することをおすすめします。
余談ですが、今回の旅行で初めてカルマカンダラに宿泊したのですが、とても良かったです。価格もExpediaのセールで約60%オフでした。レバラン休暇時期だったからなのか、そうではないのか、、、。
それでは。